大切な財産である不動産は、確認し、管理していくために、
相続前の不動産調査をおススメします。
不動産調査って必要なのかしら？
昔あった倉庫の登記って必要なの！？
不動産調査とは？
当事務所が行う不動産調査とは、お客様が所有する土地とその土地上の建物について登記簿と現状が一致しているかを調査することです。
例えば、建替えをした住宅の新築登記のため住宅敷地の登記簿を調べたところ、敷地上に現存しない倉庫の登記簿が残っていた。
しかし、この倉庫は生前の父親が使っていた倉庫で何十年も前に取壊されていた。この事例は固定資産税と不動産登記の管轄がそれぞれ市町村と法務局（登記所）と別になっているため起こる事例です。
市町村の税務課等に提出する家屋滅失届出はあくまで課税台帳から建物を抹消するだけで不動産登記を取り扱う法務局には登記簿として残ったままになってしまうのです。
登記申請は所有者から申請することが原則です。しかし所有者が亡くなっている場合は、その相続人から申請をします。
その際には、相続人であることを証明する書類を申請時に添付することになり、費用面などを考えても相続前に登記申請することが望ましいです。
不動産調査は大切な財産を確認し、管理するために必要な調査です。
